言葉のつながり2

中学校で英語を教えています。英語を磨くことは、日本を磨くこと、そして「ことば」を磨くこと。日々の思いでつながれますように。

「清須会議」

さっき、清須会議から帰ってきました。

前回見た「素敵な金縛り」は、あり得ないけど何か人として親しみの持てるおかしさ、っていうのが面白かったのに対して、
今回の「清須会議」は、さすがに戦国時代の過酷な下剋上時代の策某を描いた作品、面白いんだけど独特のアイロニーというか、ブラックユーモアがふんだんにありました。(そこは三谷作品、面白かったんですが)そして、やっぱりお市の方の戦国時代に翻弄されてしまった女性の悲しさもありましたねえ・・。
そういう時代を描いていたから仕方ないのかもしれないけれど、いかに力のある者について出世するか、その名誉欲・出世欲みたいなもの(人としてのずるさ)が満載でした。←まあ、それがブラックユーモアにもなるんですが。
何か、こういうのって英語教育の世界でもあるような・・(つい直近で見てるような・・・)

私の場合、田舎のどんな小さな現場でも、たとえ生徒が一人でも自分なりに一生懸命教えられれば、いかに苦しくても楽しい、教師としての醍醐味を十分感じられるんですが(そしてそういう名もない先生が実は学校現場にはたくさんみえるんですが)、そうじゃない名誉欲を持った人がいるのも事実で・・・

そんなことを思いながら帰ってきました。