「清須会議」
前回見た「素敵な金縛り」は、あり得ないけど何か人として親しみ
今回の「清須会議」は、さすがに戦国時代の過酷な下剋上時代の策
そういう時代を描いていたから仕方ないのかもしれないけれど、い
何か、こういうのって英語教育の世界でもあるような・・(つい直
私の場合、田舎のどんな小さな現場でも、たとえ生徒が一人でも自
そんなことを思いながら帰ってきました。
中学校で押さえておきたいこと
そんな中、今日うちに届いた『英語教育 1月号』に載っていた加
「中学校で指導を始めるべきであり、中学生にも必要であり、生徒
として挙げられた「5つ」は、まさに私も中学校現場でその必要性
昨日、文科相による新たな英語教育施策が発表され、小学校中学年
どこかでまたお話させて頂けたらなあ・・・と思います。
大津先生×吉田研作先生の対談に参加してきました
自分のための振り返りとして、あの時の自分のつぶやきをもう一度
・座談会始まりました!
・吉田先生の紹介
・大津先生の紹介
(ここで、大津先生の突っ込みが!(笑))
・英語教育7つの誤解ならぬ限界
・「学校英語教育」の対策の必要性
・小学校英語は害あり...
・最重要課題は中学校である
・ことばは使うレベルまでいかなくても、学ぶことはたくさんある
(コミュニカティブに、への流れと言語学的見地から。要はバランス
・英語を使うことと英語学習のつながり
・母語の運用能力が先?
・英語が出来る、出来かかってる生徒たちではない、もっと初歩の
・全くレディネスのない子たちの現状が分かってもらえるだろうか
・遠いセルハイ
(一部のエリート教育のために日本の学校英語教育があるのでしょ
・中1秋の壁のままの子たちは?
・can doリストの功罪
(大津先生はcan think とかcan understandとか目に見えないものもあるのではないか、
・大津先生「だんだん興奮してきた(笑)」
・ちゃんと活動が出来ていれば、文法説明は日本語でも
・ちゃんと思考訓練をしないとディベートは難しいのではないか
・大津先生と吉田先生の役割の違い
・大津先生「ヨシケン先生は人が良すぎる(笑)」
・英語が出来る、モチベーションの高い子たち以外の子たちをどう
・どうして英語を学ぶのか?の答えは?
・後半は小学校英語の教科化から
・専科の先生が入るから良いっていう「見せかけ」
(これも本当に。学校現場はただ英語だけを教えているんじゃない
・子供たちにとっての害悪
・その予算と時間を中学校へ
・実際小学校で体制が整うのか
(ここで、大津先生がヨシケン先生にJ-SHINEに関しても「
・民間が学校現場に入ったら、崩壊に向かうかも
・教員免許の壁を崩してしまったら・・・
・どうして英語だけはそういうことが許されるのか
・教科を無免許の人が教えるの?
・筋の引き方は?
・大学入試制度について
・テスティングの専門家が少ない
・TOEFLはあて馬で、本当はTEAPで落とすのでは?
(ここでも、やっぱり大津先生がヨシケン先生に迫ってみえました
・大学入試改革は何のため?
ざっと殴り書きのようにあの日のつぶやき&感想を載せてみました
師走が始まりました。
この時期の中3はやっと実感してきた進路選択への不安とか「よく
「先生~、俺工業受かるかなあ・・・」
「親がここ行けって言ってくるんだけどさあ・・・」
少しずつ15の春が近付いているなあ・・とこちらも実感。
明日は卒業アルバム写真撮りです。(みんな、いい顔しようね)
中1英語授業は・・・相変わらず苦戦が続いておりますが、
授業規律の無さも苦しいのですが、英語科的には、とにかく中1と
...
それでも、もうL7・助動詞canの単元まできてしまっているの
今日も導入したのは
"This is my first time in the wheelchair."(車いすに乗るのはこれが初めてよ)
の一文での前置詞inの使い方。
これはやっぱりonではなくてinなのですよね。この「英語の感
そして、逆にこの日本語から英語に直す英作文の方が数段難しいよ
あと、他にも、
"These chairs have special wheels."(この手のイスには特別なタイヤが付いているん
における'have'の意味用法も。
中1はとかく一語に対して一訳で合わせようとしてしまうので、こ
それから、土台へのアプローチシリーズとして、今日は「中1で習
案の定なかなかおぼつかない現任校の生徒たちですが、これも少し
師走が始まりました。
これまでの記事の保管場所
アルクブログで6年近く綴ってきた日々の授業記録や、その時々の思いが無くなってしまうのはさすがにつらいなあ、って思って、その分の記事はFC2ブログに移してあります。
(このはてなブログにインポート出来なかったのが残念!)
一応こちらにもリンクを貼っておきますね。
http://nonbenori.blog.fc2.com/
今自分で読み返してみても十分恥ずかしいんですが(汗)、
でも、児童英語、小学校英語、日本語教授、と、その時その時、自分なりに自分に出来ることを本当に試行錯誤しながらやってきた記録なので・・・
一応自分のためのメモとしても残しておきたいと思います。
『英語教育ブログ』みんなで書けば怖くない!企画第5回 「なんで英語勉強するの?」
「『英語教育ブログ』みんなで書けば怖くない!企画に参加しています」
http://d.hatena.ne.jp/anfieldroad/20131101/p1
anf先生がこの企画を始められてから、もう5回目になるんですねえ。
ずっとアルクブログで書いてきましたが、今回は初めてこのはてなブログでの企画参加となります。毎回興味深いテーマをみんなで共有しては同時期に更新&発信をするこの企画、今回のテーマは、
「生徒に、『なんで英語なんか勉強しなくちゃいけないんですか?』と訊かれたら、何と答えますか」
これも、現場英語教師としてはなかなかに実践的でなおかつ深いテーマです。
そして、実際に現場では私も生徒達のこの質問に何度も遭遇しております。かって日本語教師&児童英語講師をしていた私が、初めて中学校の現場に立って最初に当時の中3生から訊かれたのも、まさにこれ
「なんで英語なんか勉強しないかんのや~~!」
「英語なんか、俺将来使わへんし!」
でした。(今思えば、初めて来た英語の先生が何ていうか、きっと生徒たちは試してみたんだろうなあ、とも思います)
以来、ずっと私の「答え」(というか、英語教師としての思い)は一貫しています。
「あなた達が将来英語を使うようになるかどうか、それは分からない。それは、あなた達自身にももちろんまだ分からないし、先生にも分からない。あなた達の親御さんたちにも分からない。誰にも分からない。
でもね、あなた達には一人一人「未来」がある。将来、英語を使うことになるかもしれない。その可能性は、昔日本語教師をしていろんな外国の人と様々な接し方をしてた私からすると、決して低くはないんだよね。「英語を使う」っていうことは、ただ外国人と話をするっていうことだけじゃないんだよ。英語で書かれたものを読んだり書いたり、メールでだってやり取りすることがあるかもしれない。それはもう、いろんな可能性があるの。
だから、今は英語も勉強して。「将来の可能性」のために。中学校で習う英語って本当に大事な英語の基礎、土台になるの。「あ~、あの時もっと勉強しとけば良かったなあ」って後から思わなくてもいいように。
英語って時には根性出して壁を乗り切らないといけないこともあるけど、一緒に頑張ろう。先生もみんなと一緒に、一生懸命授業するから、頑張ってついてきて。
将来の自分の可能性をつかみとるために。」
これは、4月の授業開きの時にも必ず話しをするし、折に触れて授業中にも何度も伝えます。
もちろん、中学生の子たちの心に全て腑に落ちることはないのだろうけれど、でも、あきらめずに何度も伝えます。それが、私たち現場英語教師の役目だと思うから。
児童英語出身の私は、授業中、結構活動系で盛り上がるのも好きなタイプですが、がっつり文法系の授業もやります。そういう時に、本当に頑張ってついきて欲しいから。
そして、もうひとつ、大切に生徒達に伝えるのは、
「英語を学ぶことは日本語を学ぶ(学び直す)ことなんだよ」
っていうこと。これもいつも折に触れ伝えています。
英語と日本語は言語距離が遠いと言われていうように、語順(文法)、発音、文字表記、用法、様々な点で違いがあります。日本人初学者である中学生達にとっては、???ってなってしまうことも本当に多いです。
だからこそ、「英語と日本語はどう違うのか」っていう視点も常に合わせながら、ストンと飲みこめるようにしていかなければならないなあと、常に思っています。
そして、それには、じゃあ自分たちがいつも使っている日本語ってどんな「ことば」なんだろう、どんな意味用法があるんだろうっていう、「日本語をきちんと捉えなおす」視点がとても大事になってきます。(私が尊敬する先生たちは、「日本語を外国語として捉えなおす視点」といわれていますが)。そこから、何とか英語学習へとつなげられるように・・・そこは、私たち教師が努力していかなければならないですね。初学者の生徒たちがどこでどう躓いているのか、どう手助けをしていけばいいのか、本当に常に試行錯誤です。
人は母語を使って思考します。そして、その頭(や心)に浮かんだ思いや考えを人に伝えようとします。その伝える手段が英語でも日本語でも、まずは自分の「ことば」を持たないといけません。
「英語を磨くことは日本語を磨くこと」
これも、何とか中学生の子たちに伝えたいですねえ。英語教師としても、日本語教師としても。
久しぶりのブログ記事、何だかまたつらつらと書いてしまいましたが、様々な教育施策がどんどん発表されている昨今、こうやって英語教育の現場に携わっている側から発信していくことも本当に大切だと思います。(そして、それこそがanf先生の思いなのだと思います)
英語教育ブロガーの仲間の先生たちの「志」と「智」と「思い」がまた集まりますように。
ありがとうございました。
アルクブログから引っ越してきました
こんにちは(はじめまして、かな)
のんべえです。
ずっとアルクブログで日々の中学校英語授業実践を細々と綴ってきましたが、このたびそのアルクブログが閉鎖をしてしまうということで、こちらに引っ越してきました。
あまり頻繁に更新は出来ないかと思いますが、どうぞこちらでもよろしくお願い致します。
まず、最初の記事は、この間FBの方で下書きがてら書きつづった中1英語授業の一端を。
名詞の複数形の導入です。
2年目相方君がこの間やった授業は、中1の子たちにいきなり
語尾にsをつけるバージョン、esをつけるバージョンのみならず
(しかも、黒板一杯に書かれた単語で既習単語は3つだけ(汗))
後から、彼も自分でかなり落ち込んでおりました。
うん、そうなのよ、中1を教えるのって、実は本当に難しいのよ。
既習の語彙も文型も本当に少なくて、その中で勝負しなくちゃいけ
小学校英語時代から遣ってる果物や野菜、動物カードをたくさん使
onion, potato, peach, candyなどを黒板に貼ってまずは単数形の確認から。そ...こから、最初に「綴り」パターンの導入へ。
中1は語尾にsがつくパターン、esがつくパターン、yをiに変
私「manの複数形ってどうなると思う???」
S「mans~!」
S「あ、メンズだ~!」
私「これさあ、実はみんなよく使っとるんだって~!「イケメン」
S「あ~~!」
私「いけてメン、かっこいい男の人たち、でしょ?かっこいい男の
S「爆笑」
それから、次にそのまま同じカードの下に今度は「発音」の確認を
私「これ、発音のパターンもいっぱいあって、はあ~、めんどくさ
S「うん!!」(ため息)
私「でもね、あなたたち、日本語だったら普通にちゃんと音変化使
S「あ、さんびゃくえん!」
って、いつもの日本語の音韻変化のパターンと結び付けて。
それから
私「外国の人が日本語の数え方やったら、一人だったり、一本だっ
って、あれこれと日英の比較対照も。
その後は、またカードを使って発音練習も。
そして、「仲間はずれはどれ?」クイズも。
keys, CD players, comic books, bicyclesでは?
などなど、発音系と綴り系、それぞれにいくつか出題。
最後は書く練習をしたり、ちょっと活動系をいれてみたり。
とにかく、初めて「単数・複数」っていう「概念」を導入する中1
だからこそ、絵カードなど様々な視覚教材も有効に使って。
「中1は難しい・・・」って落ち込んでる2年目相方君、一緒にま