言葉のつながり2

中学校で英語を教えています。英語を磨くことは、日本を磨くこと、そして「ことば」を磨くこと。日々の思いでつながれますように。

師走が始まりました。

帰宅。今日も全詰まり授業でバタバタでした。
この時期の中3はやっと実感してきた進路選択への不安とか「よく分からなさ」をあれこれと話してきます。
「先生~、俺工業受かるかなあ・・・」
「親がここ行けって言ってくるんだけどさあ・・・」
少しずつ15の春が近付いているなあ・・とこちらも実感。
明日は卒業アルバム写真撮りです。(みんな、いい顔しようね)

中1英語授業は・・・相変わらず苦戦が続いておりますが、
授業規律の無さも苦しいのですが、英語科的には、とにかく中1として英語を学ぶ上での大事な基本・土台がここまでに為されていないのが何より残念で、どこから手をつけようか・・・といった所。
...
それでも、もうL7・助動詞canの単元まできてしまっているので、
今日も導入したのは
"This is my first time in the wheelchair."(車いすに乗るのはこれが初めてよ)
の一文での前置詞inの使い方。
これはやっぱりonではなくてinなのですよね。この「英語の感覚・状況描写」といったものが掴めるかどうか。。
そして、逆にこの日本語から英語に直す英作文の方が数段難しいよっていうのにもみんな頷いておりました。
あと、他にも、
"These chairs have special wheels."(この手のイスには特別なタイヤが付いているんだよ)
における'have'の意味用法も。
中1はとかく一語に対して一訳で合わせようとしてしまうので、これもまた「英語の持つ意味や使い方」をちょっとずつ感じて欲しいなあと思います。
それから、土台へのアプローチシリーズとして、今日は「中1で習う3つのS」に関しても再確認。
案の定なかなかおぼつかない現任校の生徒たちですが、これも少しでも・・・で頑張っております。

師走が始まりました。